起業するからには失敗して露頭に迷ったり、再就職なんてことは考えたく無い。やるからには成功率が高い業種で起業したいものですよね。そこで今回は、起業する前にしっておきたい成功しやすい業種の見極め方について紹介します。
そもそも起業する時に成功しやすい業種ってあるの?
さて、成功しやすい業種なんて簡単に言ってますが、はたしてそんな業種って存在するんでしょうか?時代とともに流行り廃(すた)りもあるし、当然人によって向き不向きも存在する。
それを考えると、成功しやすい業種なんてそもそも存在しない気もしますよね。では答えから最初にお話しましょう。成功しやすい業種というのは実際にあります。そしてその業種の見つけ方も存在します。
ただ、その業種の答えは人によって違うものになります。つまり絶対的に儲かる業種ということではなく、成功しやすい業種は人によって変わるということです。
成功しやすい業種を見つける3つの条件
ではいよいよ具体的な業種の見つけ方に進みましょう。調べ方は簡単、これから紹介する3つの条件すべてを満たす業種を見つけること。そうすればあなたが起業した時に成功する可能性はぐんと上がります。
条件1:自分の専門分野であること
やったことが無い仕事をいきなり始めればそれだけ障害は多いもの。軌道にのるまでにトラブルや試練が多ければ多いほど売上が上がるまでに時間がかかります。だから起業して最短で成功するためには、自分が専門にしている分野を選ぶことが不可欠です。
専門分野かどうかの見極め方は
- 実績がある
- 得意である
- 情熱がある
この3つを満たしているかどうかでチェックできます。
条件2:開業時のコストと資金のバランスが良いこと
例えば美容室など水回りやカット台など最初から大きめの設備が必要な業種の場合、 お店を作るのに数百万の資金が必要になることが多いです。もちろん貯金だけではなく、融資という選択肢を取る方が多いですが、当然毎月返済をしなければいけません。
さらに自分の生活費も支出として存在します。そこで大事になるのが
- 毎月必要になるお金はどのくらいなのか?
- 返済額+お店の運営費+生活費がいくら掛かるのか?
- その額を支払うのに足る収入の目処はあるのか?
このあたりをはっきりさせる必要があります。
初月からお客さんがいっぱいになることは考えづらいので、それも見越した資金計画は重要。例えば、「その分の貯金を準備する」だとか「当面はアルバイトをしながら補填する」こんな対策があるといいですね。
条件3:市場に見込み客が充分にいること
いくら専門分野であってもその業界自体が衰退時期に差し掛かっていては成功は見込めません。 本屋で長年働いていたとしても、ネット通販が当たり前の今、店舗のみの本屋で収益を安定させるのは難しいでしょう。
またサロンや治療院などの地域ビジネスの場合は、そのエリアにお客さんが充分にいることも重要になります。
なんかココまで聞くと「そんな市場調査自分じゃ無理!」って諦めたくなりますよね。でも交差点に座って行き交う人や車をカチカチカウントしなくても簡単な方法で市場調査はできちゃいます。
簡単な市場調査方法
方法1:ネットで「○○ 市場規模」のようにネットで検索すると色々な数字が見えてきます。
方法2:自分のライバルになりそうな人(店舗)を数社見つけて、その人は充分な集客ができているか調べる
これらの方法でも、自分がターゲットにしたいお客さんが果たして充分に存在するのか?そのあたりは見つけることができます。実際に自分がお客さんとして商品を買ってみたり、店舗に行ってみればいろいろな情報が手に入るのでオススメです。
事前に調べれば自信を持って起業できる
以上3つの条件を満たしている業界こそが、あなたにとって成功しやすい業界ということになります。たった3つのチェックをするだけで自分にあった成功する業種が見つかるのでやらない手はないですよね。
今まで不安で二の足を踏んでいた起業もこういう一歩一歩の積み重ねで自信がモテるようになるものです。ノリで起業して失敗する人は毎年星の数ほどいるので、ぜひ事前チェックをして余計なリスクを回避してください。
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