サロン開業の場所を選ぶ時にやりがちな3つの間違い

サロン開業の場所選び
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解るようでわからない場所選びの基準

自分のお店を持つのにどこで開業するかはとーっても大事。 だけど、どんな基準で決めれば良いのか?その方法や手順は以外に知られていません。さらに言うと、それっぽい選び方だけど実は間違えた方法も存在するからちょっとやっかい。

もしかしたら、あなたがもともと予定していた場所は必ずしもその基準とは一致しないかもしれません。場所選びを間違えるとあとあと挽回するのがかなり大変。場合によっては引っ越す必要もでてきちゃいます。大変。

そんな状態は絶対に避けたいですよね。というわけでココでは場所選びのよくある間違いと、正しい場所選びの条件を紹介します。

開業の場所選びの基準でよくある間違い

まず最初にそれっぽいけど間違えてる選び方について話します。この選び方で決めてしまうと、たまたま上手くいくことはあっても、結局集客に困るケースの方が多くなります。

間違い1:自宅の近くに出す

通勤も便利だし余計なストレスも減るし、まさに独立したから味わえる醍醐味の一つ。この基準を場所選びで重要視したいと思っている人も多いハズ。ただこの基準だけで選ぶと視点がちょっとずれちゃう可能性があります。

間違い2:みんなが出しているところに出す

すでにサロンがたくさんあるってことはそこにお客さんが集まっているということ。そのエリアにお店を出せば問題なく集客できそうですよね。おしい!方向性は合ってるんだけど、この基準だけだと自分のお店だけお客さんが来ない…そんな事態になるかも。

間違い3:以前勤めていたお店と同じエリアに出す

これも良さげなアイデア。前のお店で慣れているエリアなんだからすごく良さそう。もちろん前職の場所の隣に出店したりとか好戦的な場所選びはヤメましょうみたいな話じゃありませんよ。そうじゃないけどこれもちょっと視点が惜しいのです。

さてさて、なんかどれも特にダメなイメージがあまりしないですよね。でも何が惜しいのか?どのように視点がずれているのか?次で明らかにしていきます。

集客しやすい開業場所を選ぶための4つの条件

もしあなたが開業を考えている物件が、今から上げる4つの条件すべてを満たしている場所にあるなら。おそらく開業当初から集客がスムーズにできる可能性が高いです。逆に一つでも欠けているならその場所は選ばない方が良いかも。

条件1:既に自分と似たライバルがそのエリアにお店を出している

自分と同じようなターゲット像を想定しているお店が既にあるかどうか。これが最初の条件です。もちろんそのエリアで全く新しいタイプのお店を出すのもアリです。ただそれだけリスクも高くなります。

サロンは既に世の中に認知されているサービスでもあるので、勝ち馬に乗るような出店方法の方がリスクを最小限に抑えられるのでオススメです。

条件2:ライバルが集客に成功している

条件1で上げたライバルが集客に成功しているかどうか。この条件をクリアしているということは、あなたが狙っているターゲットがそのエリアに十分にいるということ。自分でゼロからエリアの昼間人口などの調査をしなくても、この様な方法で集客したい客層が充分にいるかをチェックできます。

条件3:ライバルの集客方法を真似できる

ライバルがうまくいっている集客方法があるならそれを真似をするのが一番。なぜなら狙ったターゲットを実際に集められている成功方法だから。やらない手はないですよね。それらの集客方法を自分も真似できるのか?実践するための費用は準備できるのか?このあたりをチェックします。

条件4:自分がライバルとは違った独自の強みや魅力を持っている

ココが最後の肝です。簡単に言うと見込み客が”わざわざあなたを選ぶ理由”が必要になります。ライバルと全く同じような店を出しても、信頼度が低いあなたの方が圧倒的に不利。口コミもゼロですしね。

そんな状態なのにわざわざリスクを負ってお店を変える人は殆どいません。あなたのお店は他とどう違うのか?ターゲットに響きそうな差別化ポイントを明確にしましょう。

事前にチェックすればリスク最小限で開業できる

どうですか?似て非なる選び方の違いがわかりましたか?自宅の近くがたまたま4つの条件を満たしているかもしれません。逆にお店がいっぱい出ているエリアでも、あなたの予定する方針とは違って、安売りのお店しか存在しないかもしれません。

「慣れ親しんだ場所だから大丈夫!」

「下調べなんてしなくてもOK」

と、たかをくくらないでしっかり4つの条件をチェックしてみてくださいね。

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