やる気が無いわけじゃないのに集中できない…
どうでしょう?こんな状態になることありませんか?
起業してからはやらなきゃいけない作業が山積み。しかも作業や行動の量がほぼ売上に直結するのが起業でもあります。
- なのにいざ机に向かって集中しようと思ってもなぜかスイッチが入らない
- 気がつけば夜になって「まずい、今日もほとんど進まなかった」 この繰り返し
決してやる気が無いわけじゃないのに、どうしてこんな事が起きるのか…? ホント不思議ですよね。そんなあなたのために今日は集中したい時にいつでも集中できるようになる話。そして仕事のパフォーマンスを別次元に持っていく方法を共有したいと思います。
集中が出来ないのはダメ人間だからじゃない
集中できずにいつまでも仕事が終わらない。そうするとどうしても「自分はダメだ」とかどんどん自己肯定感が低くなってしまいますよね。でもこの流れすごくもったいない。実はあなたに才能がないとか、そういう問題じゃないのです。
なぜ集中ができないのか?それはずばり、集中が出来ていない本当の原因を知らないからです。
知らないから対処できない。対処できないから抜け出せないだけ。 つまり、集中できない原因がわかれば対処の仕方が分かるし、抜け出せるってこと。
そもそも「集中」って何?
本当の原因について話しを進める前に、先に「集中」ってどういう意味なのか?それを言語化してからの方が理解が早まるので紹介します。
集中とは…
あなたの頭の中の意識をなるべく一つのことで埋め尽くすこと。そうすることで作業の質やスピードを最大限高めるというもの。この意味を頭の片隅に置きながら続きを読んでください
あなたの集中を邪魔する2つの原因
集中したいのにできない。それには大きく2つの原因があります。そして解決方法も違うので自分がどちらに当てはまるのかを考えながら読んでみてください。
原因1:意識を他の事に持っていかれる
こっちの原因ははわかりやすい方。頭の中の意識が他のことで半分以上専有されているイメージですね。
例えば…
- 周りの人の話し声や動きが気になる
- ラジオや音楽が気になる
- 昨日の失敗を引きずってる
- 2時間後に始まる会議の事を考えてしまう
- 彼氏・彼女と喧嘩したことを考えてしまう
解決方法
問題点は、あなたの意識が余計な事柄で埋まっていること。なのでその余計なことを意識の外に出す必要があります。
例えば…
- 話し声や音楽に意識を持っていかれるのであれば「イヤホン」をするとか
- 視界に人の動きがチラつくときになるのであれば、場所を変えたり角度を変えたり
- 起きた出来事について考えてしまうのなら、先にその問題を解決する、もしくは開き直る
ちなみに僕はメンタルが強くないので、3の状況で集中出来なくなるときがあります。その場合は開き直ることは出来ないタイプなので、先に意識を奪われない程度に解決しておく派です。
原因2:そもそも集中すべきことが明確じゃない
こっちの原因は気づきにくい、盲点な方。しかも殆どの人がこっちの原因で集中できてなかったりします。だから厄介なんですよね。簡単に言うと「自分が今やるべき事」「次にやるべきこと」が明確になっていないってことです。
例えば、こんな感じで仕事を進めたりしていませんか?
ゴールまでの道のりを10等分したとします。 5合目まではなんとなく分かるから、まずはそこまで作業をしてみよう!そして途中まで進むけど結局次に何をしたら良いか解らない。
「 あれ?ここからどうすればいいんだ?」
そして時間だけが過ぎていく。多くの人はこのパターンで1日の時間を消費してると思います。
いったい何が問題なの?
実はこの作業の進め方はリスクだらけなのですよ。 なにが問題かと言うと、「作業をスタート地点から見繕うこと」 この進め方は道を見失いやすいです。途中まで作業を進めてからそもそも間違ったやり方だったことに気づくパターンですね。
解決方法
ゴールから作業を逆算すればすべて解決。 つまりステップ1,2,3と考えるのではなくその逆をするということ。
- 10(ゴール)に到達するためには何が出来てなきゃいけないか?その通過点から決めていく
- 次もその通過点にたどり着くためには何が出来てなきゃいけないか?その前の通過点を決める
これを繰り返すと、最後にはとても単純なToDo(今やるべきこと)が見えてくる。
この方法で実際に作業を始める前にToDoの手順が明確になっていればそこに集中しやすいです。しかも一つひとつやることを達成していけるので、今自分が目標達成の何合目まで来ているかを把握できる。だから行動する毎に自信につながるし、達成感がある!
こんな感じで、仕事の質だけじゃなく心の質も新しい次元に突入できます。
「都合の良い諦め」は変われるチャンスを自分で潰すだけ
気をつけるべきことは「自分には才能がない」とか最もらしい理由をつけて、諦めがつくような言い訳を自分にしないこと。現状を言葉にすることで
- 自分が何に悩んでいるのか?
- どこで躓いているのか?
書き出して言語化する癖をつける。そして常に現在地を把握すること。 現在地とゴールが分かれば、解決の糸口も見えてくるので集中力を思いのままにコントロールできます。