開業手続きってどこで?どうやるの?
例えば学校に入学する時 会社に入社する時 大概の手続きって必要な書類はあらかじめ用意されていて そこに判子押したり、カキカキすればそれで終わりでした。 思い返してみると自分でガッチリ書類揃える経験ってそんなに無くないですか?
しかし自分で開業するとなるとそうは行きません。 何から何まで基本的には自分でやることになります。というわけで、いきなりつまづくのが開業届の出し方について。
- そもそも開業届ってどこで手続きするの?
- 必要な書類とか印鑑とか何があるの?
- お金ってかかるの?
実はこのあたりが解らなくて開業に二の足を踏んでしまう人も居たりします。自分で書類をすべて用意することに耐性がないから、なんとなく分かる気がしますよね。そこで今回は個人事業主として開業届を提出するのに知りたい情報をぎゅぎゅっとまとめて
「ココだけわかっていれば手続きできるよー」ってな内容を伝えますね。
これだけ知っておいて!開業届けの手続きに必要なこと
Q1.どこで手続きするの?
個人事業主として開業届をする時、手続きはあなたの自宅がある管轄税務署で出来ます。
窓口で「開業届けを出したいです!」と言うと
「よっしゃ、それじゃそこの書類に書きこんでくれ!」 と
テンション高く行ってもらえるかは分かりませんが、必要な書類を教えてくれます。
ちなみに管轄の税務署ってどこにあるか分かりますか?
いままで税務署とは無縁だった人がほとんどだと思うので、知らない人が多いです。 実はココのページで郵便番号や住所を入れるだけで表示してくれるのでチェックして見て下さい。 https://www.nta.go.jp/about/organization/access/map.htm
Q2.手続きには何が必要?
これだけあれば個人事業主として開業できるという必要なアイテムは以下の5つ
アイテム1:開業届
いわゆる税務署に「僕は事業を初めます!」と宣言する紙ですね。 税務署でももらえるし、事前にココのページからダウンロードも出来ます。
アイテム2:青色申告届
開業届を出す時に必ずこの届けも一緒に出しください。一言で言えば税金面で色々メリットを享受できる届け出です。税務署によっては開業届しか渡されない可能性もあるので、ちゃんと「青色申告届お願いします!」と伝えて下さい。
青色申告って何?
青色申告をしておくと個人事業主には嬉しいことばかり。逆に青色申告手続きをしておかないと、税金などで余計なお金を沢山払うハメになっちゃいます。 青色申告についてのメリットはコチラの記事でまとめていますので知らない人はチェックして見てくださいね。
アイテム3:マイナンバー
これは単純に必要になるので、事前にマイナンバー通知番号かマイナンバーの番号どちらかを確保しておいて下さい。コレがなくて手続きできなかったなんて悲しすぎるので。
アイテム4:印鑑
届け出で捺印する必要があるのでこれも必ず事前に用意して下さい。実印じゃなくても認印などの個人の印鑑でもOKです。でもシャチハタはダメよ。公的な届け出のときにはシャチハタみたいなスタンプ式のはんこは使えないと覚えておきましょう。
アイテム5:屋号の名前
アイテムと言わないかもしれないけど、これめちゃくちゃ大事。いわゆる自分のお店やビジネスの名前。法人であれば「株式会社〇〇」みたいな感じだけど、個人事業主でも株式会社の文字がつかないだけで、記入する必要があります。
実は手続きの時に必要だと思わなくて、事前に考えないで行く人も意外に多いのです。だけどめちゃくちゃ大事な項目だから書類を前に「うーん、どうしよ。。。」って悩みまくる。こんなことにならないように事前に決めておきましょうね。
他に開業時に大事なことってある?
基本的にこの5点があれば手続きできちゃいます。 ただ、僕自身が届け出を出したときは以下の点にも気を使いました。
それは「屋号の画数」「届け出の日取り」
このあたりは気にしない人は全然気にしないので、個人の好きずきで良いと思います。
僕は結構気にするタイプ。もし事業がうまく行かなかった時に画数とか日取りとかのせいにしたくないので、言い訳の逃げ道を無くして、さらにテンションを上げるために意識しました。
もし僕と同じ用に、気にするタイプならココも意識してみて下さい!