自分にあったビジネス書の見つけ方と読むべきタイミング

ビジネス書の読み方とタイミング

僕はビジネス書は読みません!
いきなり何の宣言かと思いますよね 笑。

もちろんビジネス書と決別する意思表示の話ではなくて結構大事な話題です。起業スタートアップ時期の人には絶対知っておいて欲しい、ちょっとばかし尖った話をさせてください。

目次

スタートアップ時期はとにかく時間が大事

ひとたび起業して一歩踏み出すということは、容赦ない待ったなしの勝負に身を置くこと。だから毎月銀行口座とココロの両方に余裕をもって暮らせるようになるのが、当面の目標です。もしそれを達成するまえに資金が底をついてしまったらそこでゲームオーバー。

とは言えビジネスに失敗したからと言って「ただいま帰りました~」って感じで前職の職場に戻れるわけじゃありませんよね。だからこそスタートアップ時期は時間を無駄にしないことが何よりも大切。

なのに、なのにですよ。そんなあなたの時間を知らないうちに奪ってしまうなんとも悪どい輩がいるわけなんですよ~。実はそれこそがビジネス書を始めとする無駄なインプットというわけです。

そのビジネス書、あなたの時間を無駄に奪ってません?

もちろん、すべてのビジネス書によるインプットが無駄だなんて言いません。でもね控えめに言って今までの8割のインプットは無駄だと思います。

「あんたさー、さっきから無駄、無駄って。一体何を根拠に無駄って決めつけるわけ?」こんな声が聞こえてきそうです。

もちろんちゃんと根拠はあります。あなたが読んだビジネス書が無駄がどうかは次の2つの質問で簡単にチェックできちゃいます。

Q1.その本に書いてる方法を忠実に行動に移しましたか?

ちなみに書かれた内容を自分なりにアレンジして実践するのは無しです。実は起業に失敗する人の多くが、言われたことを素直に実行せずに自分流にアレンジするという共通点があるんですよ。なので真似する時は素直に言われたとおりに実践するのって大事です。

Q2.忠実に実行した結果、ビジネスは成長しましたか?

あなたの大事な時間を使ってインプットして、更に内容を素直に実行に移した以上、それなりの成果が出ないと困りますよね。

以上2つの質問の答えが両方YESなら、それは必要なインプットって事になります。でも、1つでもNOなのであれば問題です。そのビジネス書はあなたに

「良い勉強になったぞ。なんだか成長した気がするー」という少しだけ自己満足させてくれるだけの本です。

実際は僕はコレに気づかずそれっぽいビジネス書を100冊位(たぶんもっと)読みました。それだけ読んだってことは、それだけ時間を使ったってことになります。でも今この瞬間に「あの本のおかげでめっちゃ成長できた!」って思い出せる本は10冊もないですね 笑

そんなわけで、自分のビジネスを成長させるのにすごく時間がかかったし、最初の3年は寄り道だらけで廃業寸前の生活でしたからね 苦笑。

インプットするベストなタイミングっていつ?

「今の話ってさぁ、結果として無駄だったって解ることはあるけど、事前に解るの無理じゃない?」

今度はこんな声が聞こえてきそう(びくびく)。

もちろん、事前に必要なインプットか見極めることが出来ます! やり方はとても簡単。たった一つの質問。

「まさに今、目の前の障害になっているものの解決に必要なことか?」 この質問の答えがYESなら手に入れるべきものってことになります。

例えば…

・今、広告文の書き方が分からず行き詰まっているなら… →コピーライティングの本を買えばいい

・今、このビジネスが本当に自分に合っているのか分からずに立ち止まっているなら… →ビジネスの組み立て方や起業の仕方の本を買えばいい

こうしたフィルタを通した本ならば読めば次の結果につながります。例えばこんな2つの結果が想像できるかも。

結果1.「面白いから実践してみよー。」(素直に実践すれば成長できる可能性大)

結果2.「うーん、なんか考え方に賛同できないから実践したくないな。」 この場合は賛同できる考え方をしている起業の本を買い直せば良いです。前の本を実践したわけじゃないけど、本当に必要な本を見つけるきっかけになったのでOK。

こんな感じで「今まさに必要?」のフィルタを掛けることで、無駄がないインプットができるるようになります。これこそがスタートアップ時期の人に必要な時短テクの一つ。是非お試しあれー。


ビジネス書は『目の前の障害を解決する』ことを目的に読まないと無駄なインプットになってしまいます。実践ベースで読むか読まないか決めてください。

目次